マートレーヤ 5章 新時代の光と影 Light and Shadow of the New Age
地球新時代の光と影。Light and Shadow of the New Age of the Earth。
➡差別;コロナ、黒人、女性。Discrimination;corona, black, women。
憎悪と差別。
忌み嫌われる者が現れると、その事由をネタに、少数者を虐待し、家財を掠奪(リャクダツ)し、終(シマ)いには、住居を奪い、戸外に放逐する。その卑...
微睡日記抄 その5
我と共に来たり、我と共に学ぶべし。
手塚治虫(1928.11.3.-1989.2.9.)先生は筋目正しい、お金持ちのお坊ちゃんとして、何不自由なく、お育ちになった。そこまでは、環境・条件を同じく育った者も大勢いるに違いない。それでは、治虫氏と他の人たちとは、どこが決定的に違っていたのか?それは、実は、治虫氏と心情...
楽園の破綻 the collapse of paradise その14
不可逆的矛盾、あるいは、逆襲のプロット。
irreversible contradiction, or counterattack plot。
さて、ステージのアウトサイドで奇妙な動きが始まっている。一向に収まらない過剰なマネーの勢いに、さすがのマーケット・プレイヤーたちも辟易したらしく、そろそろ、次のステージへ移るタイミングを探りだしたよ...
ザ・コンフィデンス(自信) Confidence in the culture of the New Age その1
その「Flamingo」でdanceする男の登場で、多分、時代は変わった。
彼の名は米津玄師(ヨネヅケンシ)(1991.3.10.)。徳島出身のシンガーソングライターだった。所謂、アイドル全盛と思われていた、若者のミュージック・シーンに一石を投じる存在として、米津は登場した。彼には、十分な作品の蓄積と創作力があり、何...
ショートコラムの憂鬱 2020 part 6
新時代への離脱。escape for the new age。
「天気の子」は、気候変動と、瞑目(迷黙)社会と、新世代による再生の活力を、描いた新海誠(1973.2.9.)氏の快作である。あの「君の名は」の夢想から5年、新海氏は、新作をすべて、本音のスタンスで作り上げた。その作品は、彼らの世代が意識する“セカイ系”であると同時...
微睡日記抄 その4
2020.07.24
トピックス
ささやかな朝餉(アサゲ)。the modest breakfast。
深夜の都会のアパートメントの一室。ローラ・ニーロ(Laura Nyro 1947.10.18.-1997.4.8.)のニューヨーク・テンダベリーが、静寂の中を流れ、1960年代の、あの疲れを思い出させる。行方知れずの明日が、又、始まる。夜は、みっともなく、無残に老(更)けていく。
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楽園の破綻 the collapse of paradise その13
株式の時価総額の順位に変動が起きている。テスラはトヨタを抜き、エヌヴィデアはインテルを抜き、それぞれ、1位は入れ替わった。ここにはっきりと表れたのは、もはや、マーケットは、これまでの実績を直視したりしていない、ということである。トヨタは、生産台数でも、十分、単独で1位だし、インテルも、出荷台数その...
マートレーヤ 4章 自由、或いは命 liberty, or life 強いるもの、強いられるもの man for forcing , man for forced
恐るべきことに、妊娠中絶に関する議論が、依然として、前近代的レベルで、現在も行われている。アルゼンティンの新しい大統領は、2020年3月1日、人工妊娠中絶の合法化の法的手続きを進めることを表明したが、これまで、同国では、強制生殖による妊娠と母体の健康に著しい危険がある場合を除き、中絶手術は認められてい...
マートレーヤ 3章 ねじ巻き時計の海 Sea of wind-up Clock
群衆の嘲笑と罵声の中を、綱渡り師は、ただ、黙々と進んでいった。
メタンハイドレート(Methane hydrate)は、海洋に蓄積されたエネルギー資源のうち、最大、かつ、最良の、しかし、最も危険で、憂うべき存在である。係る懸念は、資源調査が大々的に始まった20世紀後半の頃から日増しに強まり、現在では、その開発...
疾走する Future Shocker
“So What’s (だから、何だ)?” 男は、藪から棒に言った。誰だって、黙ってはいられない。金輪際(コンリンザイ)、こんな出鱈目(デタラメ)に付き合わされるのは、御免だ。男は、突き上げを食らうたびに、このマスコミ、否、世間の、常識の莫迦(バカ)さ加減に反駁(ハンバク)した。世の中の権威という権威、良識と...