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彼の名は米津玄師(ヨネヅケンシ)(1991.3.10.)。徳島出身のシンガーソングライターだった。所謂、アイドル全盛と思われていた、若者のミュージック・シーンに一石を投じる存在として、米津は登場した。彼には、十分な作品の蓄積と創作力があり、何よりも、そのキャリアが示すように、多くの同業ミュージシャンとの交流で培った人脈があった。彼と彼のスタッフはメディアとの関係も良好であり、広範なマーケティングにも成功し、「パブリカ」という世代縦断公共ソングも手掛けて、全国制覇を成し遂げた、と言ってよい。
それはJ-POPの新しい時代の要請であったかもしれない。続く、あいみょん(1995.3.6.)、Uru、Official髭男dismと、この新機軸の流れは続いてきたようだ。時に、昨今の、髭男の躍進ぶりは劇的で、一般受けする「Pretender」や「I Love」だけでなく、玄人好みの「宿命」や「パラボラ」までランクを上げてきている。髭男の出身地は山陰で、リーダーでヴォーカルの藤原聡(1991.8.19.)は、SBIと提携して、今、揚げ潮の島根銀行の出身で、在籍中もバンド活動は許されていた、という。藤原は、コピーバンドの仲間だった、自分より年上の他のメンバーを説得して、上京、デヴューに漕ぎ着けた、という伝説の強者(ツワモノ)で、現在のバックミュージシャンもほぼ全員、地元から引き連れてきている、という。
そして、ここへきて、web siteのmonogatary.com(ソニーミュージック)の小説とのコラボで音楽を配信する、ユニットYOASOBI(コンポーザー、Ayase(1994.4.4.)とヴォーカル、ikura(幾田りら)(2000.9.25.)の二人組)が注目を集めている。既に、YouTubeのVOCALOIDを使って4曲発表し、チャート1位にもランク・インしている二人だが、まだ若く、野心的で、マシンにも強く、これからが期待される。しかも、Ayaseの音作りは、繊細で、ノイジーな場面でも、レンジに忠実で、ブレがなく、ヴォリュームも抑制が効いており、なかなか良い。
取り急ぎ、最近のJ-POPの近況を眺めてきたが、ここにきて、漸(ヨウヤ)く、新しい時代への進展が感じられる気配がしてきた。又、何とか、素晴らしい作品がたくさん生まれる時代が、やって来ることを願って、ペンを置くことにする。