不思議の国の高度理系人材の不足 2
不思議の国の高度理系人材の不足 2
現在の日本のディジタル化の立ち遅れは,企業が設備投資や研究開発費を出し渋り,国も,殖産興業の精神を忘れ,十分な予算を割(サ)かず,恒常的な頭脳流出と理系教育の質的低下を招いたことも無関係ではなく,国民は国民で,急速な電脳化を好まず,世界的に起きてきたイノベ...
不思議の国の高度理系人材の不足 1
不思議の国の高度理系人材の不足 1
現在の日本の社会にはディジタルの波が押し寄せている。つまり,高度理系人材なる労働者の不足が国際的な経済の遅滞を招いたとの反省から可及的速やかにその解消を図る目的で今,又,国は懲りもせず,主に若者を対象にそのスキルアップを,国を挙げて行おうとしている。しかし...
ショートコラムの憂鬱 2022 part 1
メタヴァースMetaverseとは何か?
メタヴァースとは,SF作家ニール・スティーヴンセン(Neil Stephenson 1959.10.31.)の1992年のサイバーパンク作品「スノー・クラッシュ」に登場する超亜空間のことである。その空間ではアヴァターと呼ばれるヴァーチャル世界の分身が登場し,現実では体験できない体験ができ,金儲け...
レディー・かぐやの伝説
レディー・かぐやの伝説
月という世界と信仰
月は何か心もとない静寂の世界と考えられがちだが,本当にそうだろうか?地球の重力の影響で月は年に数㎝ずつ落ちてきていることは分かっており,何れは衝突するのだろうか?否,その計算は間違っていないかもしれないが,それ以前に太陽の方に寿命が来るという計算も...
漂流点描 その4
漂流点描 その4
ヒトの社会は仮面の社会であり,仮想と現実が混在する社会である。ヒトは、“化(カ)”する。つまり,化けるのである。それは,自分以外の何者か,に化け,自ら仮想した人格に変容し,自分自身を隠蔽し,一人の傀儡(クグツ)師となって,仮面を付けた自分に掏(ス)り返て,自ら虚像になり切る。何...
漂流点描 その3
漂流点描 drifting pointillism その3
観想theoriaとは,自分自身と世界(自然)との合体一致を可能にするための行かもしれない。それは諸々の欲求を減殺し,思考を停止し,覚醒した自己となり,自律した個として世界の,風景の中に溶け込み,静穏を得るための行であるのかもしれない。しかし,それは禅や瞑想で得...
漂流点描 その2
漂流点描 drifting pointillism その2
ボクの毎日はリハビリの毎日である。実は,この4,5年体の不調に悩ませられている。そして,今年漸く,大脳皮質基底核変性と言う,パーキンソン病でもALSでもない指定難病であるという診断が下った。要するに脳の神経系統の病気である。今,症状は左肩から左手にかけて筋肉が...
漂流点描 その1
漂流点描 drifting pointillism その1
ボクは相変わらず手前勝手である。人が困るようなことをすぐ言い出してしまう。何かに憑け,皆が嫌がるようなことを平気で言ってしまうのだ。例えば,日本人は過去,しかも,現在に近くない歴史のようなものにしか留意しないし,それに疑問を感じ,現代を客観視できない無責任...
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「広告」YZブックス 「眼(eye)言葉」(著者;桐澤洋)絶賛発売中!!
仙台ショートコラム(2016-2020;抜粋)が本になりました
定価 \ 1,000 一般書店では販売しておりません
022-251-4265までお問い合わせください。
いでんしじょうほうこうがく その6 人の心の花にぞありける
進歩か?進化か?当惑の未来。ボクたちは何処へ行ってしまったのか?
いでんしじょうほうこうがく その6
色見えでうつろ(移・虚ろ)ふものは世の中の 人の心の花にぞありける
ボクたちは何処へ行ってしまったのか?
「脳疾患」治療の最前線について,わかる範囲で記述してきたが,実を言えば,脳下...