Bye bye love, bye bye happiness, hello loneliness
2019.06.15 世界
それは、まだ終わらない。もう一週間になる。一日中、”America”を視ている。ADAについての情報はない。 彼らに理解できなくとも、ボクには分かっていた。日増しにそれは大きくなっており、それは欠乏を意味していた。彼らの世界では何もかもが不足し始めていて、それ故、彼ら自身の思考は閉じてしまい、その牢獄から脱...
[ショートコラムの憂鬱 2019 part1]
最近のコラムは、何か複雑で小難しくなりすぎで、面白くない、という意見があるそうだ。そうだろう、ボクもそう思う。最近、仕事をしていても、何もしたくないとか、そういう気分になったりする。大して長くもない人生だが、これまでの経験上、こういう時は、かなり、煮詰まっている状態なのだ。考えや方針などが頭の中...
サヨナラ参画、また来て視覚(死角) 第一話
「だから、彼女が林立するビル群を眺めていただけということは認めよう。だから、上の空だった、などと決めつけるようなことは言っていない。このfloorだって、雑踏の遥か上層だ。気が散ることもあるだろう。だからと言って、人の話を聞いていないことの言い訳にはなるまい。」と、彼は言いたいことだけを言って、椅子に...
幸運の輪[Wheel of Fortune];煉獄への誘い  その1
 冬は、過ぎつつある。眠りは、まだ深く、夢は、見果てぬ夢として、永劫の時間の内を漂う。 世界は、まだ、未知なるものであった。光も生まれていなかった。しかし、entropyは上昇していた。“熱”が誕生しつつあり、“誕生”が迫っていることだけは予感された。何が現出するのか、は、考えようもない。ただ、それは迫っ...
[きーん氏の残した日本;その憧憬]
きーんどなるど(Donald Keene 1922.6.18.-2019.2.24.)氏の訃報には驚いた。まさに氏のことについて書こうとしていた、その矢先であり、何か因縁めいたものを感じる。その内容は、というと、operaの鑑賞歴について、次に、太平洋戦争中に日本兵の残した日記についての感想、又、何故、このアジアの辺境である東辺の島...
いでんしじょうほうこうがく その1 漂流する未来像
進歩か?進化か?当惑の未来。ボクたちは何処へ行ってしまったのか? 霧中(夢中)の森の奥に迷い込んで、もう長い。何処へ行くのかも、もう思い出せなくなってしまったと、思い込んでみる。だが、それは嘘だ。僕たちの行くべき世界は変わっていない。確か、あの月を見たのは、思い出の中に、記憶の片隅で、今も心な...
Pandora(Pandwvra) she was gone.
 それはtabooだったのか?夢だったというのか? 今はもう、遠い日の出来事としか言えない。黄昏の自由だったのか?脳が動かない。自由が利かない。  そう、ギリシャ神話では、創造された”女“は彼女だった。時空は過ぎ行くままに、真の記憶を遠ざける。何もかもが交錯する、価値の定まることのない時代の只中を、何...
自我と人格 extra edition その2(前編)
“7つの大罪”をsamplingしたのは、とりとめもない理由であったが、宗教団体に限らず、教訓めいた話をpropagandaにすり替えることは、ボクたちの社会ではよくあることで、改めて指摘するほどのことではない。しかしながら、この行為の背後にある後ろめたい恥ずかしさは何処から来るのか、といったことを考えると、この行為...
自我と人格 extra edition その2(後編)
較差とは、何か?如何にして生じるか? ヒト社会の中で、序列は必然の産物であり、概念上も固定的に扱われる優先命題の一つであるが、その時系列上の(歴史上の)意義、また、発生・存立の事由について陳述された論説には出会ったことがない。しかしながら、この序列、及び、較差というものが、ヒトの出現以来、今日に...
民事信託事例集  2016-2019 その1
〈信託の効果〉  遺言は本人(被相続人)が死亡した時点で効力が生じるが、信託契約は本人が契約に同意し、内容確認の上契約書に署名捺印すれば、その時点で効力が生じる。本人は、その契約が自分自身の意思であることを自認すれば、生前に全財産をだれに(相続人以外でも、もちろん良い。)いつどのように分与するか...
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