復活への階段 the stairs to resurrection その4
復活への階段 the stairs to resurrection その4 気が付いてみると今年ももう2か月となっている。デルタ株の4波,5波も過ぎ,一先ず中国,ヨーロッパの動静はヴァクチンの効果もあり,一応の安定に戻りつつあるように見える。しかし,季節的なものか,どうか,は定かではないが,アメリカは元より,インド,ブラジ...
マルクスとエンゲルス(2)使命感の沸点とその過ち;近代ドイツ 8
マルクスとエンゲルス(2) 使命感の沸点とその過ち;近代ドイツ 8 1842年11月、エンゲルスは、マンチェスター西部ソルフォードに向かっていた。そこには,父親が出資した「エルメン&エンゲルス商会」の紡績工場があり,彼の経営能力が試されることになっていた。しかし,エンゲルスは,その意に反し,中間層との...
退職後の生計と終末期医療 その3
退職後の生計と終末期医療   その3 終末期医療とは,いわゆる延命治療の事である。それは加齢による寝たきりの場合だけではない。つい最近まで,その筆頭は癌であった。しかも,今や,様々な難病も報告されており,実際のところ,老人だけの問題ではない。これら,人間の寿命に関する報告は,欧米では二通りの解釈...
退職後の生計と終末期医療 その2
退職後の生計と終末期医療   その2 現在,60歳代で子と同居している世帯は珍しくない。子は40歳か30歳代であり,平均所得は手取り30万円から40万円くらいで,親の所得もサラリーマンで50万円前後であればいい方である。家が戸建てでローンの完済が目前といったところであり,多分,今が最も一家の所得が安定して...
退職後の生計と終末期医療 その1
退職後の生計と終末期医療   その1  マス・メディアでも取り上げられるようになってきた人生100年時代。一体,何が問題か,と言うと,ずばり,生活費は何処から来るのか,働けなくなったら,誰の世話になるのか,いくら長寿社会になったとしても,子や孫も年をとる。現実問題としていくら健康なまま年をとったと...
You need me, perhaps, or I need you chapter 7
You need me, perhaps, or I need you chapter 7 猫撫で声 cat stroking voice だから,その喉(ノド)の部分を愛撫してやった時にミャウミャウ,ゴロニャンと甘え,じゃれついてくるその鳴き声がそうだと思っていたのだが,国語辞典によれば,人が,人に媚(コ)び諂(ヘツラ)う時の馴れ馴れしい態度を指す...
500マイル 第5章 静穏 deep beautiful islam
500マイル 第5章 静穏 islam  深淵なる沈黙 deep beautiful silence 静穏(セイオン)とは,全てが完結した後に来る平和,といったことを意味する造語である。それは,残念なことにislam教の僕(シモベ)であるカリフやアヤトラたちの言う神Allahへの服従による平和ではない。そもそもislamとは,Allahの前...
Sophie × Pistis (智慧×信仰)stage 4
Sophie × Pistis (智慧×信仰) stage 4 哲学の物理学 philosophical physics 漸(ヨウヤ)く,物理学の神髄であるマイクロな物理量を推し量るところまできたわけだが,今や先行する理論は数式の域を出ない。ボクたちは,可変的で絶え間なく振動する世界の一部であることまでは分かった。しかし,ここへ来て...
いでんしじょうほうこうがく その6 人の心の花にぞありける
進歩か?進化か?当惑の未来。ボクたちは何処へ行ってしまったのか? いでんしじょうほうこうがく その6    色見えでうつろ(移・虚ろ)ふものは世の中の 人の心の花にぞありける ボクたちは何処へ行ってしまったのか?  「脳疾患」治療の最前線について,わかる範囲で記述してきたが,実を言えば,脳下...
実存主義の泥濘(ヌカルミ)Muddy existentialism
Muddy existentialism 実存主義の泥濘(ヌカルミ) prologue 内在の思(視)考  実存は本質に先立つ。と,複眼の哲学者は言った。又,人間の行動は,投企的である。とも。脳の機能は,測・行・証の同時進行の繰り返しであり,最初の報酬系の動機は逐次更新していく。とも。それならば,而して,その本質は何処...
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