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猫撫で声 cat stroking voice
だから,その喉(ノド)の部分を愛撫してやった時にミャウミャウ,ゴロニャンと甘え,じゃれついてくるその鳴き声がそうだと思っていたのだが,国語辞典によれば,人が,人に媚(コ)び諂(ヘツラ)う時の馴れ馴れしい態度を指す,という意味もあると言う。室町期の曹洞宗の川僧慧済(センソウエサイ)(?-1475)は「人天眼目抄」(1471-1473)という著書の中で人々を教導するには,「子を育てるように」「をそろしげに嗔(イカ)る時もあり,又,猫撫で声になる」と述べ,当時の布教の実態をあからさまにしているが,これが江戸時代の寛永期(1644年頃)の当時の仮名草子「祇園物語」になると「猫撫で声をし,人に敬(ウヤマワ)れんとする者もあり」と専(モッパ)ら,人気取りに終始する者も現れる始末だった。
そもそも,猫が鳴く時には,それなりの理由があり,これはしっぽの動きと連動することが分かっている。声にはそれぞれ意味を持つイントネーションがあり,尻尾の動きはこれを強調するためだと思われている。よく聞く「ミャオウ」という声は,「構ってくれよ,暇じゃん」といった意味に解釈され,ただの「こんちわ」の「ミャオ」のイントネーションとはニュアンスが違う,と言う。又,尻尾を垂直に立てた状態の「ミャオウォー」はご機嫌な状態で,「こりゃ,うれしいねー」といった気分を表していると,考えられている。しかし,部屋の隅で,尻尾を足の間に巻き込んで,小さくなって「ミャオ―」とため息のような息をする時は,何か危険を察知して,警戒状態にあり,家猫の場合でも,狩りの体制に入る武者震いの可能性がある。これが,「ウゥシャーゥ」となったら,それはもう,戦闘モードで興奮して尻尾を振りながら部屋中を駆けずり回ったりする。
確かペロー(Charles Perrault 1628.1.12.-17403.5.16.)の寓話に「長靴をはいた猫」と言うのがあり,3人の兄弟が父親の死に際し,長男は粉ひき小屋を,次男はロバを,下の弟は猫を相続することになる。弟は猫を食べようとするが,猫は,立派に出世させてやるから,と弟に言い聞かせ,次々と狂言回しをして,弟を国王に接近させ,オーガ(暴れ者)の領地になっていた農民たちの助けもあって,オーガを鼠にしては食べてしまい,その財産を弟のものにする,という話。何となく,猫を福の神にする点で日本のまねき猫にも通じる結末である。
話を元に戻すと,実を言えば,ボクは猫評論家ではない。だからという訳ではないが,猫撫で声を出すような女にも男にも,幸運にも出会ったことは無い。ボクの場合,そういうシティエーションになること自体,不可能であり,幸か不幸か,その言葉に見合った財産と言うものが無い。大体この文章だって,姪の飼っている猫でしか検証できない,あやふやなものなのだ。あと一人,友人の中で猫を信心して飼っている者がいるが,他人様にペットのことまで根掘り葉掘り聞くこともできかねるので,今回は,この程度で。