いでんしじょうほうこうがく その4 進歩か?進化か?当惑の未来。ボクたちは何処へ行ってしまったのか?
その山をふじ(富士=不治)の山とは名づけける
ボクたちは何処へ行ってしまったのか? Where have we gone ? part 1
脳疾患障害は、昔から精神障害と呼ばれてきた歴史があり、意識上の錯乱を意味する、特異な障害とされてきた。しかし、これは大きな誤りであり、脳機能の著しい低下、もしくは、変動を伴った昂...
むかしばなし(once upon a time) 序章
2020.11.01
生活
熊野那智神社とは、名取市の百合ヶ丘の住宅地の坂を上って、那智ヶ丘へ抜け、そこから迷路のような参道を通って、その奥にある、オシャマな猫が二匹ほどのし歩いている、静かな佇(タタズ)まいの小洒落(コジャレ)た御社(オヤシロ)である。吹き抜ける風が気持ちいい静空間を歩いていくと目の前がいきなり開け、展望...
You need me, perhaps, or I need you chapter 6
猫に鈴をつける。Who is to bell the cat ?
猫が鼠を獲るのは、自明の理である。些(イササ)かも不自然なことでは無い。それは、猫の天性であり、定められた業である。鼠にしてみれば、天から授かった有り難くない、如何ともし難い宿命であり、避けて通れない災難と言う他ない。鼠は、一族が猫の餌食となっていくの...
ショートコラムの憂鬱 2020 part 11 Clockwork and lecherous shameless(時計仕掛けと色仕掛けの破廉恥)。
その時、高橋章子(1952.10.28.)は、美術学校目指して浪人中の18歳の夏、だったと思う、と語っていた。気分はアセリ気味で虚無感に苛(サイナ)まれ、なにやらナサケナイの一言で、一人じゃヨソん家(チ)へ行ったことも無い自分が、妙に自虐的な心持ちになり、そのヨソん家(チ)、つまり、映画館に闖入(チンニュウ)...
クラウドからエッジへ 5G時代のIT学 その1
IoT社会の到来が予言されて久しいが、思いのほか、その進展は早まらず、現在でも、それは部分部分の、特定の固定されたデバイスに偏って成立している、摩訶不思議な、昔、夢に描かれた、ユビキタス(?)社会の不完全モデル、とでもいうしかないシステムである。ほぼ同時に企画され、開発されたクラウド・コンピューティ...
ショートコラムの憂鬱 2020 part 10
Open the door of the terrible world of childhood(子どもの頃の扉を開けよう)。
男女の、あるいは性の有り様を、子どもたちは、ずっと幼いころから意識しているのではないだろうか?大人が想像するよりも早く、子どもは無自覚のうちに、両性(両親)への観察を始めている。
子どもは、自分の将来を考えるとき...
微睡日記抄 その7
色づく街並み。Colored townscape in Sendai。
店は混んでいた。時間待ち。取材の予定がオシテいる。不安気に、顔を彼女に向けると、「いいじゃない。折角来たんだから。」彼女は、ウェイティングシートに凭(モタ)れかかり、砕けたポーズのまま、めんどくさそうに吐き捨てる。初対面にも拘らず、この気さくな、とい...
ザ・コンフィデンス(自信) Confidence in the culture of the New Age その2
世界自身を知れ。recognize the world itself。
盤上を駆け巡る若き棋士、向かうところ敵無し、無敵の藤井聡太(2002.7.19.)の快進撃が注目されている。2007年、夏、5歳の聡太君は母方の祖母から将棋の手ほどきを受ける。簡単なコマの運びと並べ方だったという。そこから始まった将棋ゲームだったが、秋には祖父も歯...
微睡日記抄 その6
万物流転、生死、皆、自然なるべし。
「これからの地球は、人口過剰が最も大きな問題となる。放っておけば、人間が犠牲を強いられる辛い、悲劇的な時代が来ます。戦争を起こさず、世界規模の人口過剰を回避する、これが科学技術の重要な目的だと思います。」手塚治虫(1928.11.3.-1989.2.9.)先生は、まだ、科学技術...
民事信託事例集 2016-2019 その1
〈信託の効果〉
遺言は本人(被相続人)が死亡した時点で効力が生じるが、信託契約は本人が契約に同意し、内容確認の上契約書に署名捺印すれば、その時点で効力が生じる。本人は、その契約が自分自身の意思であることを自認すれば、生前に全財産をだれに(相続人以外でも、もちろん良い。)いつどのように分与するか...