復活への階段 その7
復活への階段 the stairs to resurrection その7 2022年3月16日,FRBは0,25%に金利を引き上げる決定を下した。一方,今年中に6回の金利の見直しをすると宣言した。パウエル議長は会見で予想を超えるインフレ圧力に市場が曝(サラ)されていることを認め,緊縮策が経済の常態回帰を妨げない範囲でインフレを許容す...
ショーペンハウアー 東洋思想の流入;近代ドイツ 10
ショーペンハウアー 東洋思潮の流入と古典主義;近代ドイツ 10 アルトゥール・ショーペンハウアー(Arthur Shopenhauer 1788.2.22.-1860.9.21.)は裕福な商人ハインリヒと名門トロジーネル家出身の女流小説家ヨハンナとの長男としてダンツィヒ(現グダニスク)に生まれた。父ハインリヒは,国民主義自由主義運動に...
漂流点描 その2
漂流点描 drifting pointillism その2 ボクの毎日はリハビリの毎日である。実は,この4,5年体の不調に悩ませられている。そして,今年漸く,大脳皮質基底核変性と言う,パーキンソン病でもALSでもない指定難病であるという診断が下った。要するに脳の神経系統の病気である。今,症状は左肩から左手にかけて筋肉が...
連邦の形成過程と自治意識;ドイツ 10
連邦の形成過程と自治意識;ドイツ 10 本シリーズでは,宗教支配と国家体制の確立という観点から中世ドイツの歩みを観察・論説してきたわけだが,信仰の教義に左右されながらも,何とか道徳律に従おうとする,両勢力の葛藤を軸に神聖ローマ帝国の実態を明らかにしようと試みてきた次第である。ドイツ人は独立の気...
十字軍と東方干渉戦争;ドイツ 9
十字軍と東方干渉戦争;ドイツ 9 そもそも,この十字軍という西欧域外への軍事侵攻は,1095年,セルジューク朝にアナトリアを奪われた東方帝国からの傭兵派遣の要請が発端であり.教皇ウルバヌス2世が,クレルモン公会議で,フランスに対し,聖地エルサレム奪還を理由に軍団を組織して遠征することを呼びかけたこ...
知略と交渉,フリードリヒ2世(1);ドイツ 6
知略と交渉、フリードリヒ2世(1) ;ドイツ 6  父の遺領を受け継いだハインリヒ6世(1165.11.-1197.9.28.;在位1191-1197;シチリア王1194-1197)ではあったが、その一生の大半はイタリア経営と諸都市の反乱の制圧に忙殺される羽目になり、ドイツにおいては、皇帝不在という一種の政治的弛緩状態にあって、ヴ...
知略と交渉,フリードリヒ2世(2);ドイツ 7
知略と交渉、フリードリヒ2世(2);ドイツ 7 1209年,成年を迎えたフリードリヒは10歳年上のアラゴン王国の王女コンスタンツァと婚約し,正式にシチリア王位に就く意志を表明した。コンスタンツァは彼にプロヴァンス語と洗練された潤いのある宮廷生活を齎(モタラ)した。一方,インノケンティウス3世は,フリ...
知略と交渉,フリードリヒ2世(3);ドイツ 8
知略と交渉、フリードリヒ2世(3);ドイツ 8 フリードリヒの遠征中,グレゴリウス9世は北イタリア諸都市を唆(ソソノカ)して南イタリアを攻撃した。皇帝は帰国すると都市を占拠していた教皇派の軍隊を撃退し,教皇を威嚇して,和議に持ち込むことに成功した。1230年,チュートン騎士団と皇帝側の譲歩で,サン...
マルクスとエンゲルス(3)革命の失敗とイギリスでの余生;近代ドイツ 9
マルクスとエンゲルス(3) 革命の失敗とイギリスでの余生;近代ドイツ 9 1844年、エンゲルスは、帰国の途上,パリで,マルクスと再会し,互いに同志として打ち解け合う仲となった。二人は生涯の友情を誓い,以後,衝突すること無く,困難に会えば支え合い,難局に際しては励まし合って,共に旧態然たる諸勢力と...
マルクスとエンゲルス(2)使命感の沸点とその過ち;近代ドイツ 8
マルクスとエンゲルス(2) 使命感の沸点とその過ち;近代ドイツ 8 1842年11月、エンゲルスは、マンチェスター西部ソルフォードに向かっていた。そこには,父親が出資した「エルメン&エンゲルス商会」の紡績工場があり,彼の経営能力が試されることになっていた。しかし,エンゲルスは,その意に反し,中間層との...
<< < 1 2 3 4 5 6 7 > >>
MENU

TOP
HOME