500マイル 序章
500マイル Five Hundred Miles If you miss the train I’m on you will know that I am gone You can hear the whistle blow a hundred miles A hundred miles a hundred miles a hundred miles a hundred miles A hundred miles you can hear the whistle blow a hundred miles 僕の乗った列車に乗り...
You need me, perhaps, or I need you chapter 6
猫に鈴をつける。Who is to bell the cat ? 猫が鼠を獲るのは、自明の理である。些(イササ)かも不自然なことでは無い。それは、猫の天性であり、定められた業である。鼠にしてみれば、天から授かった有り難くない、如何ともし難い宿命であり、避けて通れない災難と言う他ない。鼠は、一族が猫の餌食となっていくの...
ショートコラムの憂鬱 2020 part 8
Route vers la liberte(自由への道)。 アルベール・カミュ(Albert Camus 1913.11.7.-1960.1.4.)の随筆に「シーシュポスの神話(Le Mythe de Sisyphe)」がある。シーシュポスSisyphos(Sisyphus)はゼウスZeusからある山の山頂へ巨大な岩を押し上げるよう命じられており、一日がかりで山頂へ押し上げるのであるが...
マートレーヤ 6章 不合理との戦い。Fight against Absurdity。
horror game。 今、終焉を迎えようとしているトランプ政権が、その就任直後、発令した「メキシコシティ政策」に関する大統領令の弊害は罪深く、多くの人々に不幸をもたらした。「メキシコシティ政策」とは、国際NGOがアメリカ政府の資金援助を受ける場合、人工中絶に関するカウンセリングや中絶手術自体を自粛するこ...
幸運の輪[Wheel of Fortune];煉獄への誘い その9
溜息の邂逅。 つづれ織り。千紫万紅。 皆が顔色を窺うように、僕も舌なめずりをしながら、彼の後ろをついていく。何が待っているかも判らぬままに。ただ、美味しいものに有り付きたくて。 愛人奇人の集まりだそうです、この世の中は。そうでしたか。知りませんでした。てっきり良人善人の方ばかりだと思ってい...
マートレーヤ 5章 新時代の光と影 Light and Shadow of the New Age
地球新時代の光と影。Light and Shadow of the New Age of the Earth。  ➡差別;コロナ、黒人、女性。Discrimination;corona, black, women。 憎悪と差別。 忌み嫌われる者が現れると、その事由をネタに、少数者を虐待し、家財を掠奪(リャクダツ)し、終(シマ)いには、住居を奪い、戸外に放逐する。その卑...
ショートコラムの憂鬱 2020 part 6
新時代への離脱。escape for the new age。 「天気の子」は、気候変動と、瞑目(迷黙)社会と、新世代による再生の活力を、描いた新海誠(1973.2.9.)氏の快作である。あの「君の名は」の夢想から5年、新海氏は、新作をすべて、本音のスタンスで作り上げた。その作品は、彼らの世代が意識する“セカイ系”であると同時...
マートレーヤ 4章 自由、或いは命 liberty, or life  強いるもの、強いられるもの man for forcing , man for forced
恐るべきことに、妊娠中絶に関する議論が、依然として、前近代的レベルで、現在も行われている。アルゼンティンの新しい大統領は、2020年3月1日、人工妊娠中絶の合法化の法的手続きを進めることを表明したが、これまで、同国では、強制生殖による妊娠と母体の健康に著しい危険がある場合を除き、中絶手術は認められてい...
マートレーヤ 3章 ねじ巻き時計の海 Sea of wind-up Clock
 群衆の嘲笑と罵声の中を、綱渡り師は、ただ、黙々と進んでいった。 メタンハイドレート(Methane hydrate)は、海洋に蓄積されたエネルギー資源のうち、最大、かつ、最良の、しかし、最も危険で、憂うべき存在である。係る懸念は、資源調査が大々的に始まった20世紀後半の頃から日増しに強まり、現在では、その開発...
ショートコラムの憂鬱 2020 part 5  子供たちへの物語り a story for all its children
哲学は思弁の歴史である。斯くも鮮やかな堕落。歴史は恥辱に塗(マミ)れ、後退(ズサ)りできず、前進あるのみ。何時しか、事象の細分化の迷宮へと入り込み、その意味付けの言葉の発見にばかり夢中になり、総体としての全体構造を見失ってしまったところで、脳解析による科学的データが提示され、哲学の子供じみた幻想...
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