退職後の生計と終末期医療 その1
退職後の生計と終末期医療   その1  マス・メディアでも取り上げられるようになってきた人生100年時代。一体,何が問題か,と言うと,ずばり,生活費は何処から来るのか,働けなくなったら,誰の世話になるのか,いくら長寿社会になったとしても,子や孫も年をとる。現実問題としていくら健康なまま年をとったと...
YZブックス 眼eye言葉 2021 「広告」
「広告」YZブックス 「眼(eye)言葉」(著者;桐澤洋)絶賛発売中!!     仙台ショートコラム(2016-2020;抜粋)が本になりました     定価 \ 1,000 一般書店では販売しておりません     022-251-4265までお問い合わせください。
むかしばなし once upon a time 第1章
むかしばなし ones upon a time 第1章 その頃付き合っていた女性に、スージーがいた。彼女は某金融会社の社員で、かなりの切れ者で、将来は優秀なトレーダーになるだろうと、嘱望されており、ボクも、彼女とマーケットの話をするのが、至上の歓び(?)となっていた。しかし、迂闊(ウカツ)には手を出せないオー...
ショートコラムの憂鬱 2021 part 2
ちょっと,気休め,骨休み,の道。Road to a little relax of brain and bone 前節で,あまりにも楽観的というか,非現実的なことを書いたので,「あんたは阿呆か!」というお褒めの言葉を多数いただきましたのでお答えいたします。ボクはホントに阿呆なのです。もう,人生も折り返し地点を過ぎ,何を言っても始まら...
列伝series phase 4 林美雄(1)
フォークルの解散後,勇ましい反戦平和の大合唱を経て,若者たちは敗残の四畳半フォークの季節を迎えていた。投げ捨てられた花束は,時代の真空状態の中,混在する素人全盛の自作自演曲に流され,渦を巻き,牙をもがれ,仲良し同士の誰もが望む小宇宙のテーマ・ソングとなり,マスコミに都合良く弄(モテアソ)ばれ,御...
列伝series phase 5 林美雄(2)
1975年1月,「歌う銀幕スター・夢の競演」という低迷する日本映画界の奮起を促すべく,又,励ますべく,林は野外ライブを開催した。ここには,渡哲也,原田芳雄,松田優作,鈴木清順ら,映画界の重鎮が顔を揃え,林の優れたイヴェント感覚が証明された。パック降板後,熱烈なリスナーたちの運動と要求で,林は10月からパ...
列伝series phase3 糸居五郎(3)
2月19日,「帰ってきたヨッパライ」セールス200万枚突破のパーティーが東京ヒルトンで開催された。その席上,記者の中から,朝鮮総連がフォークルの「イムジン河」について,「作者不詳のトラディショナルではなく,北朝鮮に作曲者・作詞者も実在し,歌詞の内容も原詞に無い部分があり,その商業的発売は許容できない。...
列伝series phase 2 糸居五郎(2)
何か徒(タダ)ならぬ気配をその曲は発散している。糸居にとって,関西の深夜放送,ラジオ関西の番組「電話リクエスト」を席巻しているこの曲の作り手たちは如何なる面々か,何が関西で起こっているのか,これは重大な事態だ,と彼は見た。東京のレコ―ド会社を釘付けにした学生グループを突き止めようと,誰もが注目し,...
進歩か?進化か?当惑の未来。ボクたちは何処へ行ってしまったのか? いでんしじょうほうこうがく その5
世の中は何か常なる飛鳥川 昨日の淵ぞ今日は瀬となる ボクたちは何処へ行ってしまったのか? Where have we gone ? part 2 リチウムは現在も広く使われている治療薬で、単純なアルカリ金属元素に過ぎないのに、双極性障害の躁状態にも、うつ状態の予防にも効果がある不思議な薬である。その作用機序を調べてみ...
列伝series phase 1 糸居五郎(1)
だから、外を見ちゃイカン、て。何気なく、通りすがりの赤坂のラジオ局の道すがら、青年は何か見てはいけないものを見てしまう。占領軍のアメリカ兵の忌まわしい振舞いに見て見ぬ振りするしかない、やりきれなさ、か?それも感じない気力の無さ。それなのに、あの夜のラジオから聞こえてくるあの人たちの歓びに満ちた音...
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