不思議の国の高度理系人材の不足 2
不思議の国の高度理系人材の不足 2
現在の日本のディジタル化の立ち遅れは,企業が設備投資や研究開発費を出し渋り,国も,殖産興業の精神を忘れ,十分な予算を割(サ)かず,恒常的な頭脳流出と理系教育の質的低下を招いたことも無関係ではなく,国民は国民で,急速な電脳化を好まず,世界的に起きてきたイノベ...
不思議の国の高度理系人材の不足 1
不思議の国の高度理系人材の不足 1
現在の日本の社会にはディジタルの波が押し寄せている。つまり,高度理系人材なる労働者の不足が国際的な経済の遅滞を招いたとの反省から可及的速やかにその解消を図る目的で今,又,国は懲りもせず,主に若者を対象にそのスキルアップを,国を挙げて行おうとしている。しかし...
幸運の輪 [wheel of fortune];煉獄への誘い その11
幸運の輪[Wheel of fortune];煉獄への誘い その11
秋月の世(夜)の耽(フケ;更け)るまま,邂逅の断片たちは,遠ざかっていく。雛菊(daisy;花言葉;平和・希望)の咲き乱れる秋の野に血腥(ナマグサ)い,殺戮者の剣が突き刺さる。
詩人が覚束(オボツカ)ない足取りのまま,月明かりの夜に外に出ると,遠...
Melpotemeの渇き 1章
Melponemeの渇き 1章
ファウスト登場。Faust。正直者の遍歴。Honesty's itinerary。
渇きとは,何時の時代にもある渇望のことである。
ボクたちは,誕生と同時に,知的欲求という余り有り難くも無い,無い物強請(ネダ)りのDNAを宿して生まれ,知への渇望に振り回されて生きてきた。生命の神秘や文明の由縁に...
Melponemeの渇き 序章
Melponemeの渇き 序章
(Melponeme(メルポネーメ)とは,悲劇の女神,のことである。)
少なくとも,20世紀半ば位まで,人々は,放浪する魂という,因循な世界観に縛られてきた。それは閉じられた円環で繰り返される循環運命論である。人間は時空を超え,過去にも未来にも魂となって生き続けるというその思想...
幸福の輪[Wheel of Fortune];煉獄への誘い その10
幸運の輪[Wheel of Fortune];煉獄への誘い その10
花かおり 月霞む夜の手枕に 短き夢ぞ なほ別れ行く (玉葉和歌集)
舞台には幕が降りつつある。春の夜のひととき,うとうとと,為相(冷泉為相 1263-1328.8.22.)は,別れの切なさや遣る瀬無さを振り返り,その邂逅の縁(エニシ)の不思議に想いを馳...
Sophie × Pistis (智慧×信仰)stage 4
Sophie × Pistis (智慧×信仰) stage 4
哲学の物理学 philosophical physics
漸(ヨウヤ)く,物理学の神髄であるマイクロな物理量を推し量るところまできたわけだが,今や先行する理論は数式の域を出ない。ボクたちは,可変的で絶え間なく振動する世界の一部であることまでは分かった。しかし,ここへ来て...
いでんしじょうほうこうがく その6 人の心の花にぞありける
進歩か?進化か?当惑の未来。ボクたちは何処へ行ってしまったのか?
いでんしじょうほうこうがく その6
色見えでうつろ(移・虚ろ)ふものは世の中の 人の心の花にぞありける
ボクたちは何処へ行ってしまったのか?
「脳疾患」治療の最前線について,わかる範囲で記述してきたが,実を言えば,脳下...
Sophie × Pistis (智慧×信仰) stage 3
Sophie × Pistis (智慧×信仰) stage 3
4つの力と大統一理論 4 forces and grand unified theory。
先ず,素粒子というものが物質の最小単位であることは一般に広く知られている通りだ。しかし,現在の物理学で,この素粒子間に働く力を,「4つの力」,即ち,重力,電磁気力,強い力,弱い力と呼んで,存在...
Sophie × Pistis (智慧×信仰) stage 2
K理論は、Kirisawa理論ではない!(Theory K is not Theory Kirisawa !)
何だか恥ずかしい出だしで始まってしまったが、実はこれは、量子力学でも、先端に属する超弦理論のD-braneとK理論に関するものであり、ここは、京都大学基礎物理学研究所の杉本茂樹博士の論文と、現在、超対称性理論で最も注目されている、エ...