HOME > いでんしじょうほうこうがく その2 諸行夢想の響きあり 最近の投稿 不思議の国の高度理系人材の不足 2 不思議の国の高度理系人材の不足 1 ショートコラムの憂鬱 2022 part 2 知らず語りのレトリック。 幸運の輪 [wheel of fortune];煉獄への誘い その11 アーカイブ 月を選択 2022年12月 (1件) 2022年11月 (3件) 2022年10月 (3件) 2022年09月 (12件) 2022年08月 (4件) 2022年07月 (3件) 2022年06月 (10件) 2022年05月 (4件) 2022年04月 (2件) 2022年03月 (2件) 2021年12月 (7件) 2021年11月 (7件) 2021年10月 (9件) 2021年09月 (3件) 2021年08月 (10件) 2021年07月 (5件) 2020年11月 (10件) 2020年10月 (6件) 2020年09月 (8件) 2020年08月 (11件) 2020年07月 (12件) 2020年06月 (15件) 2020年05月 (11件) 2020年04月 (3件) 2020年03月 (11件) 2020年01月 (3件) 2019年12月 (3件) 2019年11月 (9件) 2019年10月 (5件) 2019年09月 (5件) 2019年08月 (5件) 2019年07月 (7件) 2019年06月 (6件) 2019年04月 (1件) 2019年03月 (5件) 2018年12月 (4件) 2018年11月 (1件) 2018年08月 (2件) 2018年05月 (2件) 2017年11月 (1件) 2017年08月 (1件) 2017年06月 (2件) 2017年05月 (1件) 2017年04月 (2件) 2017年03月 (3件) カテゴリー カテゴリーを選択 コンピューター AI トピックス ドイツ ネコ 世界 人 占い 哲学 地球 宗教 工学 心理学 手塚治虫 文学 歴史 環境 生活 生理学 真理 社会 神聖ローマ帝国 科学 経済 自我と人格 言葉 言語 近代ドイツ 運命 音楽 いでんしじょうほうこうがく その2 諸行夢想の響きあり 進歩か?進化か?当惑の未来。ボクたちは何処へ行ってしまったのか CloudとSNSのdebris desert(ゴミ砂漠)から、何時抜け出せるかは、とんと見当がつかないが、時間は、そんな些細なことにかかわらず、どんどん進んでいく。現在、確かにcloud service businessは頂点に達しようとしているように見える。しかし、cloud computingでは4G/LTEの規格でもuserからdata centerまでの物理的な距離が、送受信の遅延の問題として、close upされる状況である。そして、自動運転やそれに伴う交通管制業務、あるいは、すでに現実のものとなりつつあるsmart factoryにおけるrobot、並びにAI controlの3Dprinter systemなど、限りなくreal timeに近い逐次処理が要求されることになるthemeが目白押しであり、この秋からpre-serviceが始まる5G通信の応用・活用の一環として、その次世代技術と目されているのが、いわゆる、edge computingである。この次世代技術の特徴は、user side(devise side)にedge serverを配置し、物理的に遅延短縮を図るとともに、5G規格に対応し、現在と比較して最大100分の1程度の通信時間に短縮できるだけでなく、1milli second(秒)単位のneedsにも対応する制御系を持つという画期的なものである。ちょっと難解なことを書いたが、平易に言えば、端末側(devise side)で、送受信してdataを処理する必要がなく、端末自体でdataを分析し答えを出すということに尽きる。その取り扱うdata量も、転送速度も、今とは桁違いである、ということだけは確実である。 半導体の世界にも偉大なる革新が迫っている。これは根本的変革である。そもそも、半導体は、小型軽量の先駆的存在であり、高集積が計られるたび超微細化が続けられてきた歴史があり、それはcomputerの進化につながり、「01」の論理回路の象徴的基幹部品であった。そこに登場したのが、今や周知の、量子computerである。これには、一般的な論理回路ではなく、量子力学的な性質である“重ね合わせ”など、低温工学にみられる現象を数学的に応用した発想に基づく並列computingにより、動作するもので、大きく二つのtypeに分けられる。一つは、従来の論理回路の拡張typeである量子gate方式、もう一つは、組み合わせ最適化問題の量子アルゴリズムalgorithm(与えられる問題の“解”を求めるための手順を定式化したもの)の一種である量子annealing方式という、素人にはチンプンカンプンの二つであるが、これはもうブール代数(Boolean algebra)に基づく論理式とは無関係の代物である。詳しい説明は省略するが、この2系統の量子技術はいずれも実用段階の一歩手前というところまで来ていて、すでに一部商用化されているものもあるが、これが一般に普及すれば、super computerでも千年以上かかる演算を瞬間処理することも夢ではなく、ひょっとしたら、量子tipの実用化が現実のものとなり、本格的なedge computingの時代が到来すれば、一人一人が計算centerを持ち歩く時代が来るかもしれない。(量子computerは計算専用machineとして位置づけられる傾向があり、AIに接続して運用することで真価が問われることになりそうである。) 係るdigital変革の時代に、それを担うdigital人材は就業者のわずか4%に過ぎない。これでは、いくら旗を振っても、急伸する米中欧の企業には太刀打ちできない。今、日本にunicorn(創業10年以内で評価額10億ドル以上の未上場のIT関連start-up企業)は唯一Preferred Networks(社長 西川徹)だけである。それも既存の大企業との共同開発が中心の依存関係から、まだ、抜け出せない。国は起業家育成のためのprogramをいろいろ用意しているが現実にmatchしているか、疑問である。さらに、起業する側も、革新的理論、技術開発、financeについて、より多くの知識・情報を自ら学習しておくべきだろう。 時代に対応した大学教育の改定も避けて通れないだろう。今、人材教育という言葉は、はき違えられており、資格取得に重きが置かれ、現場での実働に必要な技術的指導は軽視されているような気がする。又、基礎理論の発展的追及や数理的思考の訓練も欠かせない。専門教育に特化した学部の再編も課題の一つだろうが、実現の見込みはない。教育systemの硬直化は否定できない事実であり、克服しなければならない難問である。 トピックス 科学 2019年07月30日 Posted by kirisawa 戻る
CloudとSNSのdebris desert(ゴミ砂漠)から、何時抜け出せるかは、とんと見当がつかないが、時間は、そんな些細なことにかかわらず、どんどん進んでいく。現在、確かにcloud service businessは頂点に達しようとしているように見える。しかし、cloud computingでは4G/LTEの規格でもuserからdata centerまでの物理的な距離が、送受信の遅延の問題として、close upされる状況である。そして、自動運転やそれに伴う交通管制業務、あるいは、すでに現実のものとなりつつあるsmart factoryにおけるrobot、並びにAI controlの3Dprinter systemなど、限りなくreal timeに近い逐次処理が要求されることになるthemeが目白押しであり、この秋からpre-serviceが始まる5G通信の応用・活用の一環として、その次世代技術と目されているのが、いわゆる、edge computingである。この次世代技術の特徴は、user side(devise side)にedge serverを配置し、物理的に遅延短縮を図るとともに、5G規格に対応し、現在と比較して最大100分の1程度の通信時間に短縮できるだけでなく、1milli second(秒)単位のneedsにも対応する制御系を持つという画期的なものである。ちょっと難解なことを書いたが、平易に言えば、端末側(devise side)で、送受信してdataを処理する必要がなく、端末自体でdataを分析し答えを出すということに尽きる。その取り扱うdata量も、転送速度も、今とは桁違いである、ということだけは確実である。
半導体の世界にも偉大なる革新が迫っている。これは根本的変革である。そもそも、半導体は、小型軽量の先駆的存在であり、高集積が計られるたび超微細化が続けられてきた歴史があり、それはcomputerの進化につながり、「01」の論理回路の象徴的基幹部品であった。そこに登場したのが、今や周知の、量子computerである。これには、一般的な論理回路ではなく、量子力学的な性質である“重ね合わせ”など、低温工学にみられる現象を数学的に応用した発想に基づく並列computingにより、動作するもので、大きく二つのtypeに分けられる。一つは、従来の論理回路の拡張typeである量子gate方式、もう一つは、組み合わせ最適化問題の量子アルゴリズムalgorithm(与えられる問題の“解”を求めるための手順を定式化したもの)の一種である量子annealing方式という、素人にはチンプンカンプンの二つであるが、これはもうブール代数(Boolean algebra)に基づく論理式とは無関係の代物である。詳しい説明は省略するが、この2系統の量子技術はいずれも実用段階の一歩手前というところまで来ていて、すでに一部商用化されているものもあるが、これが一般に普及すれば、super computerでも千年以上かかる演算を瞬間処理することも夢ではなく、ひょっとしたら、量子tipの実用化が現実のものとなり、本格的なedge computingの時代が到来すれば、一人一人が計算centerを持ち歩く時代が来るかもしれない。(量子computerは計算専用machineとして位置づけられる傾向があり、AIに接続して運用することで真価が問われることになりそうである。)
係るdigital変革の時代に、それを担うdigital人材は就業者のわずか4%に過ぎない。これでは、いくら旗を振っても、急伸する米中欧の企業には太刀打ちできない。今、日本にunicorn(創業10年以内で評価額10億ドル以上の未上場のIT関連start-up企業)は唯一Preferred Networks(社長 西川徹)だけである。それも既存の大企業との共同開発が中心の依存関係から、まだ、抜け出せない。国は起業家育成のためのprogramをいろいろ用意しているが現実にmatchしているか、疑問である。さらに、起業する側も、革新的理論、技術開発、financeについて、より多くの知識・情報を自ら学習しておくべきだろう。
時代に対応した大学教育の改定も避けて通れないだろう。今、人材教育という言葉は、はき違えられており、資格取得に重きが置かれ、現場での実働に必要な技術的指導は軽視されているような気がする。又、基礎理論の発展的追及や数理的思考の訓練も欠かせない。専門教育に特化した学部の再編も課題の一つだろうが、実現の見込みはない。教育systemの硬直化は否定できない事実であり、克服しなければならない難問である。